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受けたことない資格試験(TOEICなど)をそれっぽく教える方法

普段TOEICを教えていない先生でも、

先生、来週からTOEICクラスを教えてください!!

なんて言われることはありますね。




どうも、英語ができるならTOEICも教えることができるだろうと思っている人は多いようです。

TOEICだけでなく、英語ができるなら「英語系の資格はなんでも教えられる」と思われていますね。

いやまぁ実際、英語さえできればある程度どんな資格試験でも教えられるという側面はあります。


教わる側としても「英語ができる先生」に教わればいい、という認識の人がほとんどです。

「TOEICに詳しい講師希望」という人は少数派です。
(もちろん、「詳しい講師と詳しくない講師どちらに教わりたいですか」という質問をしたら、「詳しい講師に教えてほしい」という人ばかりでしょうけど。自分からそういう希望を出すほどの情報を持っている学習者が少数派、という意味です)


僕自身、何かを教わろうと思ったときに、「その道のプロに教わりたい!」という漠然とした考えは持つでしょうが、あまり深くは考えないと思います。

例えば、僕は字が下手なので、今後ペン習字を習いに行くかもしれません(たぶん行きませんけど)。
もし習いに行くとしたら「この人は毛筆じゃなくてペン習字の専門家なのか?」なんていちいち考えないと思います。
全然習字の世界に詳しくないので完全な推測ですけど、ひょっとしたら業界的には「ペン習字の専門家」「硬筆の専門家」「毛筆の専門家」「フリクション習字専門家」とか分かれているかもしれません。
でも、僕はそんな細かいこと気にしないでしょう。
そんな違いがあるかどうかも知りませんし、そもそも意識もしません。

・・・という、「教わる側はそこまで深く考えない」という例です。

これは英語でもたぶん一緒です。
(中級者以上だと話は変わってくるとは思いますが)



さて、突然のTOEICクラス教えてください依頼に話を戻します。

英語がちゃんとできさえすればなんとかなるとは言いつつも、

自分が受けたこともない資格試験対策クラスを持つのは恐ろしいことです。



僕の場合は、TOEFLITPを教え始めた時がそんな状態でした。


ちなみに、いまだにTOEFLITPは受けたことがないです。
社会人が受験できる場がほとんどないですしね。
東京まで遠征すれば受けられるようですが。


それはともかく、受けたこともない試験の対策クラスを大人の事情で強制的に持たされる光栄にも持たせていただくことになった場合にどうしたらいいのか。

急場しのぎではありますが、結構単純な方法で、「それっぽく教える」ことができます。

ここでいう「それっぽい」というのは、「その資格試験に詳しそう」ということです。

もちろん、初回クラスまでに時間があればちゃんと勉強するべきです。
何冊も対策書を研究したり、タイミングが合えば実際に受験するべきですよね。
その過程でその試験に本当に詳しくなることができます。

でも、「教えるクラスが来週!」というふざけた状況でも、

生徒さんから見たら「この先生、この資格試験に詳しいな!」って思ってもらう必要がある

と僕は思います。

その方が信頼が得やすいですからね。



ここで「資格試験に詳しい」という状態を、ちょっとだけ具体的にして箇条書きにしてみます。

①テストで頻出トピックをよく知っている
②テストの中で難易度の低い問題を知っている
③テストの頻出単語や熟語を知っている
④テストに使えるテクニックを知っている

このくらいでしょうか?
もっとあると思いますが、とりあえずこのくらいにしましょう。

このうち、②~④は、結構時間がかかると思うんですよ。

資格試験の「対策書」をざっと読めば、なんとなくテクニックは分かるとは思いますが、実際に自分でも問題集を解かないと、自信をもって教えられるほどの実感はわかないと思います。

でも、①だけは実際に問題集を解かなくても、なんとかなります。

急場しのぎで「それっぽく教える」なら、「テストで扱われる頻出トピック」、これを集中攻略すると楽です。

テストで扱われるトピックに精通するのは、簡単です。

模試本数冊の、長文問題(LもRも)の和訳部分をだーっと読むだけ。

数冊分長文の和訳部分を読めば、その資格試験で扱われるトピックはだいたい押さえられますし、似たようなトピックに何度か遭遇します。

TOEICだったら、「寄付が絡む話が多いな」とか。

TOEFLITPだったら、「放射性炭素年代測定の話はちょこちょこ出るんだな」とか。

こういうことがわかっていると、クラスでも「それっぽく教える」ことができますよね。


いや、「〇〇対策!」みたいな本に「頻出トピック」はリスト化されているから、それを読んでも同じなのでは?
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

実際にやってみるとわかりますが、実感のわき加減が違います。

和訳であっても実際に出題されている文章を自分でたくさん読むと、「これは頻出トピックだ」という強い実感を持つことができます。

だから「それっぽく(説得力を持って)教える」ことができるようになります。

時間があれば、自分でも英語で読んで問題も解いた方がいいですけどね、もちろん。
しつこいですが、急場しのぎの「それっぽく教える」方法です。



僕も、今後IELTSとかTEAPとか、受けたこともないようなテスト対策クラスを突然担当することになったら、模擬試験の長文パート和訳をたくさん読んでから教えることでしょう。


ちなみにこの方法、生徒さんにもネタばれ気味にちょくちょく言っています。
僕が「〇〇というトピックはめっちゃ出る」なんていうより、生徒さん自身が自分で和訳をだ~って読んでくれた方が身につくので。
なかなか実践してくれる生徒さんがいないのは、僕の伝え方がまだ上手じゃないからでしょう。。。
トークの練習せねば・・・。


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テーマ : 塾講師のお仕事
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

Jet Bull

Author:Jet Bull
職業:英語講師

TOEIC 990(40回以上)
TOEFLiBT 109
英検 1級

自身の英語塾で教えたり、企業や大学に派遣されたりしています。

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